おしえてきよみん昭和地区の知っておきたい情報を取材!新型コロナウィルスの感染拡大防止の為、開催を予定しているイベント等が中止になる場合がございます。開催につきましてはHPや窓口などでご確認ください。第1回藤井清水音楽コンクールで最優秀賞を受賞した谷本惣一郎さん(焼山在住/写真右)は、歌手として映画『おかあさんの被爆ピアノ』に出演されたほか、音楽活動の中で藤井清水の楽曲を披露し、その素晴らしさを伝えています。また第5回最優秀賞受賞者の松村沙織さん(焼山在住/写真左)も、声楽家・ピアノ指導者として活動する傍ら、藤井清水の楽曲を歌い繋ぐ「くいなの会」の指導者として地域のみなさんに藤井清水の心を届けています。さらに第7回の最優秀賞に輝いたテノール歌手の澤原行正さん(呉市出身/写真右)は二期会会員など声楽科として活動するだけでなく、博士号(音楽)を取得され研究者としても活躍。受賞者のみなさんが様々なアプローチで藤井清水の魅力を伝えてくれているのです。←9月25日(日)には「藤井清水音楽祭」が開催されます!今月のおしえてテーマ 「きよみん」でおなじみ!昭和地区出身の偉大なる作曲家、藤井清水(1889-1944)。今回は彼の名を冠した【呉市藤井清水の会】をご紹介します。藤井清水の没後19年目に生涯を綴った「伝記」が完成し、それから徐々に理解が広まり昭和53年に発足したそうです。現在は「音楽コンクール」や「童謡大会」の開催など、藤井清水の音楽を通じて地域での音楽活動の場を作り出しています。「音楽は表現する人がいてこそ、受け継がれていくものです。藤井清水が作った素晴らしい曲たちを大事に守っているだけでは、決して藤井清水の魅力を伝えたことにはなりません。歌ってもらい、演奏してもらってこそ、みなさんの心に宿ると思っています」と会長の梶山俊二さん。その想いをカタチにしたものが、若きアーティストや子どもたちの発表の場となっている前述のコンクールや童謡大会なのです。これらはすべて昭和地区をはじめ呉市の音楽文化を盛り上げるために行われているということ。昭和地区の今知りたいを徹底取材!広告発行NPO法人昭和地区まちづくり協議会TEL(0823)34-12002022年9月10日発行vol.78no.26ってどんな活動をしているの?昭和地区広報誌− 2022年 10月号 −「呉市藤井清水の会」呉市の音楽文化を盛り上げるための事業を行っています!通信きよみん
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